おはようございます。GATENJUKU代表のこばやしです。先日お伝えした都庁との激論案件は、無事に?決着いたしました。facebookでもシェアしたのですが、思わぬ反響をいただき恐縮しております。
話せばわかる、話さねばわからぬ、なにごとも
こちらもかなり熱くなった今回の案件でしたが、行政にも理解を示してもらえたのは、やはり嬉しいことです。先日の記事でも書いたのですが、行政と建設的な議論をするのも行政書士の仕事の1つだと思っているからです。許認可において、ほとんどの場合、行政は書類でしか審査をしません。僕からすれば、そもそもそれがおかしいと思うわけですが、それを言ってると始まらないので置いておきますw
その書類審査のために書類を集めて持って行く、申請書を書いて持って行く。これがいわゆる代書的なお仕事です。しかし、書類で説明できることって限界があります。だから僕たち行政書士がいるわけですね。時には、行政書士はお客様の立場に立つことから、気持ちが入りすぎることもしばしば。それゆえに熱くなるんですよね。
そして、行政に対して議論をするには、それなりの準備をしていく必要があります。申請書類がきちんとしている、確認資料の精査がきちんとできていることは当たり前。行政はそういうところを、バッチリ見ています。ちゃんとした仕事をしている書士なのか否か、を冷静に見極めようとしています。
そして、10年仕事をしてきて思うのですが、その積み重ねは大事です。「書類はちゃんと揃えてきていますよ」「行政が気になるところはきちんと裏を取ってきましたよ」といった、小さな積み重ねが、行政からの1つの信用・信頼になっていくからです。冷静(行政)と情熱(行政書士)のあいだ。そこにも”信頼関係”が確かに存在します。それを築けるかどうかは、自分次第です。