おはようございます。GATENJUKU代表のこばやしです。先日よりお届けしている「経営事項審査(経審)を行政書士に依頼する意味」の第3回目。前2回は、どちらかというとリスクを解消するような、いわば、マイナスをゼロにするようなお話でした。(記事の最後にリンクもご用意しました。)今回からは、ゼロをプラスにしていくようなお話をお伝えしたいと思います。
点数アップを一緒に考え、翼を授ける!(某エナジードリンク風)
経審は、申請書を提出して結果通知書が発行されると、基本的にやり直しができません。したがって、例えば、「技術職員1人載せ忘れたから修正したい」とか「実は上乗せ労災入ってました」とか後から気づいても、評価を変更することはできず、また来年お願いしますね〜ということになってしまいます。それゆえ、「申請前にどれくらいの点数になるのか把握しておきたい」というお客様からのご要望は多いです。
そんな時、行政書士に経審を依頼しているととても便利です。行政書士は、必要な数字さえわかっていれば、経審の点数が何点くらいになるかをシミュレーションすることができます。この点をホームページ上でアピールしている行政書士さんも結構いらっしゃいます。これだけでも1つのメリットと言えると思います。
しかし、あえてもう1つ、ここでお伝えしたいメリットは別にあります。それは、シミュレーションできるということは、行政書士は、どうすれば点数が上がるかがわかっている、ということです!もちろん違法なことはせず、合法的にです。
例えば、実際に僕がお手伝いしたケースで、今までは会社で経審を受けていて「この人は技術者として名簿に載せられない」と思い込んでいて点数を損していた業者さんがありました。また、今回の経審では点数をアップすることはできないけれども、「次回に向けて、何に取り組んだらどれくらい点数が上がるか」という費用対効果も考慮したご提案をし、それに早速取り組んでいる業者さんもいらっしゃいます。
経審の点数を試算し、アップさせる。某エナジードリンクのような働きが、経審を行政書士に依頼することで得られるメリットの1つと言えます。
こちらも併せてお読みいただけると、営業トークに使えるかもです。
第2回 行政書士=業法に関係する知識や情報の自動アップデート機能