【開業シリーズ4】開業するときに、これだけは決めておく!

こんにちは。GATENJUKU代表のこばやしです。明日から外出が続くので、今日は事務所で1日事務作業に没頭しています。

開業するときに決めておくのは、主要業務ではない!

行政書士試験の合格発表から少し日が経ちました。みなさん情報収集されていることと思います。不定期でお届けしている開業シリーズの第4弾です。ご参考になれば幸いです(^^)

新会員の方にお話を伺うと、「相続・遺言関係を中心にやっていきたいです」「外国人が日本に来るためのお手伝いをしたいです」等、前向きな姿勢は行政書士としてのこれからが楽しみで、見ていて気持ちが良いものです。

しかし、現実には、なかなか自分の考える主要業務ばかりが舞い込んで来るとは限りません。むしろ、開業時は少ないと思った方が良いでしょう。そこで、これから開業するみなさんに、1つだけ決めておいてほしいことがあります。それは、主要業務をこれ!と決めるのではなく、「この業務はやらない!」「これだけはやらない」と決めておくことです。

例えば、僕は、開業当初から建設業務を扱っていますが、そのうち相続関係もやりたいなぁと思っていました。実際には開業から数年のうちに、建設関係だけでなく、自動車の名義変更や風俗営業許可申請を手がけたこともあります。しかし、一貫してやらなかった業務があります。それは、ビザ関係です。開業当初に、「外国人のビザ関係はやらない」と決めていたからです。

「やらない」と言うのは勇気がいることです。しかし、「やらないこと」を明確にしておくと、逆にそれ以外のことに集中して注力していくことができます。僕の場合、年数を経て建設業務にどっぷり浸かっていく度に、ビザの他に「風俗営業許可」もやらない、「自動車関係」もやらない、とやらないことが増えていきました。そういう話が来た時は、知り合いの同業の専門家を紹介すれば良いのです。その方がお客様のためになるし、そのご紹介が自分にまた返ってくることでしょう。

あ、もう1つ決めておくことがあったんだった。それはまた明日にでも書きますね。

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いかがでしたか?僕は、開業当初から自分で事務所を借りて始めました。お客様に来ていただくことを想定したのもありますが、自宅兼事務所だと、ついついサボってしまいそうだというのが一番の理由です(^_^;)

【開業シリーズ1】名刺が、“名紙”でないことの意味を考える

【開業シリーズ2】交流会には、自分なりのゴールを設ける

【開業シリーズ3】事務所は、自宅兼?間借り?借りる?

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