専任技術者候補者が指定学科卒業者のときに、まずやること

おはようございます。GATENJUKU代表のこばやしです。今月の13日に許可期限を迎えるお客様の許可更新を手がけているのですが、色々とありまして、肝を冷やしましたがなんとか更新ができそうです。いやぁ、本当に焦りました…。

指定学科卒業者については、必ず事前確認を取ろう!

今回の案件、更新の前に専任技術者を変更しなければならなかったのですが、後任の方が「指定学科卒業+実務経験」でした。この指定学科が”海洋建築科”という名称で、ご本人も「建築士の受験資格がもらえる学科なので大丈夫だと思います」と仰っており、また、手引き等を見ると”海洋土木科”は土木工学科の指定学科に認められているから、まぁ大丈夫だろうと判断。そのまま専任技術者の変更→更新へと突き進みました。すると…「これ、指定学科に該当するか、国に確認とりました?」と、担当官からの一言。

「え〜っ!そこっすか!?」他にも懸念材料があったのですが、まさかそこですか!というご指摘。突き進んだ僕がいけなかったわけですが、それ以外のところは全てOKだったのに、その点だけ国に確認するということで、保留になりました。そして、昨日、1週間ほど待ってようやく連絡が来て、結果「該当する」という返事をいただいて胸を撫で下ろしました。

もしダメだったら、あと1日で10年分の経験を証明し直すことになり、事実上不可能という事態に追い込まれるところでした。この1週間気が気でなかったですね。

なので、専任技術者候補者が指定学科卒業者の場合は、必ず許可行政庁(を通して国に確認しているようですが)に事前確認を取りましょう!面倒でも申請を確実にするために必要なステップです!

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