経営事項審査の一部改正(平成30年4月1日施行)が決定!

こんばんは。GATENJUKU代表のこばやしです。経審の改正が決まりましたのでこちらでお知らせいたします。(知り合いの書士さんから情報をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。)

経審の「その他の審査項目(社会性等)」の加点方法が変わります

昨年7月25日に開催された中央建設業審議会総会で話された内容がそのまま反映されるようですね。その時の様子は『コチラの記事』をご覧いただければ幸いです。

経営事項審査 改正

以前書いた記事の繰り返しになってしまいますが、改正点は3点です。

1、W点でマイナス点が付くようになる!

雇用保険、健康保険、厚生年金保険に未加入だったり、営業停止や指示処分が有ったりすると、W点では点数がマイナス評価されていますが、今まではWの最低点(下限)が0点だったので、それ以上下がりようがありませんでした。しかし、改正により最低点(下限)の設定がなくなるため、マイナス点が付くようになります。経審結果通知で「-200点」のような記載を見ることになるかも!?

2、防災協定締結の有無の加点が15点→20点にアップする!

これは単純な加点アップなので、「有」の業者さんにとっては嬉しいですね。「無」の業者さんは、個別に行政と協定を結ぶのは難しいので、協会や組合への加入を検討するのも1つかもしれません。W点で20点だと、経審のP点で30点違ってくるので、結構大きいです。

3、建設機械の加点方法が1台目で5点からスタートする形に!

今までは1台につき1点という加点方法でしたが、下のグラフのように見直されます。1台めでいきなり5点ももらえることになるので、大きいですね!また、営業用ナンバーの大型ダンプも評価対象になるので、こちらも活かせれば、P点換算で7点ほどいきなり変わってくる可能性もあります。注目ですね!

おわりに

経審が改正になると、必ず再審査があります。来年は、東京都や中央省庁の2年に1度の入札参加登録定期受付の年に当たるので、少しでも良い点数で登録したい業者さんは再審査のスケジュールを見逃さないようにしましょう!

ページトップへ戻る