おはようございます。GATENJUKU代表のこばやしです。先週の建通新聞を読んでいて、気になる記事があったのでシェアしたいと思います。
許可要件化の前に、「適切な」保険加入の正しい指導を
先日、こちらの投稿でもお伝えした社会保険加入の許可要件化のお話ですが、思わぬところから「待った！」が入りました。
ある議員さんが、社会保険加入を建設業許可要件化することについての質問主意書で『適正に国民健康保険組合に加入している企業に、協会けんぽへの加入を求める誤った指導が行われていると指摘』したそうです。
これに対して、政府は、『「社会保険の加入に関する下請け指導ガイドライン」が、法令上加入義務のある保険への加入を求めているとした上で、加入すべき「適切な保険」の範囲を引き続き周知する』と回答したそうです。また、許可要件化についても『検討中』との回答に留めたとのこと。
政府からすれば、思わぬ形で「待った」が入った形です。一方で、中央建設業審議会の基本問題小委員会では社会保険加入の許可要件化に「機は熟した」と、当然前向きなようです。要件化のための周知期間等を含め改正の時期がどうなるのか、気になりますね！
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