あえて経審を見送るのも選択肢です

こんにちは。GATENJUKU代表のこばやしです。入札参加登録の格付けが続々届き、ある種「答え合わせ」的な感覚を覚える今日この頃です。

入札参加登録は、登録すれば良いってもんじゃない

現在、10~12月決算の会社の経営事項審査の準備を進めています。その中で1社、新規で経審を受けるかどうか悩んでいるお客様がいらっしゃいます。理由は、思ったよりも点数が伸びないからです。

経審はとりあえず受ければよいというものではありません。入札参加登録もただ登録すれば良いというものではありません。戦略をもって取り組んでいくことが、早期受注を実現するポイントです。

なので、最終的に決めるのはお客様ですが、場合によってはこちらから「経審を見送るのも選択肢ですよ」とご提案をすることがあります。事務所の売上の観点から言えば、経審のお仕事が1年先送りになってしまうのはもったいないと思うかもしれません。しかし、僕は、目先の利益よりも、お客様が公共工事を受注しやすい環境を作ることの方が大切だと考えています。

「建設業財務諸表77の極意マスター講座」もその一環です。公共工事や経審を考える上で避けて通れないのが「建設業財務諸表」です。建設業財務諸表をいかに味方につけるかで、経審や入札への取り組み方が変わってきます。「77の極意」が、そのための入口になれば幸いです。

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