執行役員って、結局なんなの？
平成28年6月1日から、取締役ではなく常勤の執行役員のままでも建設業の許可の求める「経営業務の管理責任者」になることができるようになりました。しかし、学べば学ぶほど謎なのが、この執行役員という制度です。
昨年、経団連の要望などもあり、国会の答弁でも緩和を検討する話からはや1年。通達が3月に出され、パブリックコメントの募集を経てようやくこの６月から施行されましたが、個人的な印象としては、門戸を開いたのはいいけども、そのための提出資料の求めるレベルが高すぎて、「全然機能しないんじゃない？」というのが正直な印象です。
昨日、東京都第1号となるかもしれない認定申請を提出しました。認定の可否がわかるまで1か月ほどかかる（かかりすぎ…）のですが、東京都の考える”経管になりうる執行役員制度の基準”に注目です。こちらでまたご報告させていただきたいと思います。
写真は、先週日曜日の深夜のコンビニで、あまりにもタイムリーなタイトルの雑誌を見つけて即買いした月刊BOSS９月号です。失礼ながら、初めてこの存在を知り、初めて手に取りました(笑)
