「マイナス→ゼロ」ではなく、「ゼロ→プラス」のお手伝い

おはようございます。GATENJUKU代表のこばやしです。三連休、久々にお天気に恵まれそうですね。以前にも告知をさせていただきましたが、今日はちょうど1か月後に迫りました東京都行政書士会江東支部の研修会について、再掲させていただきます。

12月2日に江東支部で、入札参加のコンサルの話をします

僕自身が行政書士をやってきて、5年目くらいからもやもやしたものを抱えていました。このまま許認可業務や建設業法にかかるリスク軽減のお手伝いだけで本当に良いのか?と。その後も、もやもやの正体がわからないまま過ごしていましたが、ついにその正体に気づいたのです。

行政書士の仕事は、そのほとんどが「マイナスをゼロにする」業務です。許可がないと500万円以上の仕事ができないから、建設業許可を取得する。遺言がないと争続になってしまうので遺言を書く。ビザがないと日本で働けないからビザを取得する。「できないから◯◯する」「ないと困るから◯◯する」と、これらは出発点がマイナスなところにあるわけです。

建設業務を主戦場にしていても、「特定の許可を持っていないとどうなりますか?」「専任技術者を配置につけたら業法違反ですか?」といった具合に、法的リスク(=マイナス)を無くしたいというご相談は多いです。「予防法務」という言葉もありますし、それはそれで必要なことです。

しかし、10年ほど建設業務に特化して活動をしてきて思ったのです。建設業者さんの「ゼロをプラスにする」お手伝いを、もっとやっていきたい!と。例えば、資金繰り、人材育成、マーケティング、HP作成などなど、そのやり方は人それぞれあると思います。僕の場合、その1つが「公共工事受注コンサルティング」でした。

今までの実績を元に公共工事に参入する。そして、参入するからには取りやすい環境を作っていく。今までゼロだった公共工事の実績をプラスにしていくお手伝い。そう考えると、とても楽しく前向きな推進力を得ることができました。その過程では経審、入札参加申請という手続き業務が発生しますし、法的リスクや下請業者の管理等で行政書士の役割は今まで以上に大きなものとなります。

これからの行政書士は、「マイナスをゼロにする」だけではなく、「ゼロをプラスにする」ことが求められています。先ほども言いましたが、その方法は人それぞれでしょう。今度の研修会ではその1つの事例として、僕の取り組みをお話させていただければと考えています。2018年に新しいことを始めようと思われている方の、何かのヒントになれば幸いです。

研修会(主催:東京都行政書士会江東支部)概要

1.日 時  12月2日(土)13時15分~16時30分(受付13時00分より)
2.会 場  江東区産業会館 第5、6会議室(東京都江東区東陽4-5-18)
3.科 目  「続・建設業コンサルタントを目指す!」
4.講 師  行政書士 小林 裕門 (渋谷支部)
5.受講料  3,000円
6.定 員  60名(先着順)
7.申 込  下記申込先に、e-mailにてお申し込みください。
8.申込先  kotokensyu@gmail.com 江東支部研修担当 藏田 朝彦
9.その他  研修会終了後、懇親会(会費4,000円程度)を予定しております。
参加ご希望の方は、上記事項に加え、「懇親会参加」を併せてお申し込みください。

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