おはようございます。GATENJUKU代表のこばやしです。ようやく16日の立川支部での研修会レジュメの作成を終えました。個人的にも楽しみな感じに仕上がっています。
建設業財務諸表の理解を段階的に整理してみた
レジュメを作っていて、建設業財務諸表を学んでいく上でその全体像が見えないと不安だろうなぁと思い、どのような段階があるのかを改めて考えてみました。もうちょっと細かく区切ることもできそう、かつ、もう1つ上のステップも既にあるのですが、とりあえず現時点では5つのステップに区切って整理してみました。
1、決算書と建設業財務諸表の基本が理解できている
これは入口ですね。決算書と建設業財務諸表の違いをきちんと理解して作成できるようになりましょうという段階。
2、建設業財務諸表の含むリスクに気づくことができる
作成をできるようになると、ふつふつと疑問も湧いてきます。そして、あるとき色々なリスクの可能性に気づいてしまう、あるいは気づけるようになる段階。
3、経審用の建設業財務諸表を作ることができる
許可だけのときと経審を受けるときとでは、建設業財務諸表の精度は異なってきます。きちんと要点を押さえて作成できるようになりましょうという段階。
4、経営状況分析(Y点)を意識して建設業財務諸表を作ることができる
作成するだけではなく、どうしたらY点が上がったり下がったりするのかをきちんと把握できている段階。
5、Y点を含めて経審全体のマネジメントができる
Y点を含めて、建設業財務諸表とその数字が経審全体でどのように影響するかがわかっていて、お客様にご提案することができる段階。
あなたは今、どのステップですか?
成長していくためには、自分が今どのステップにいるかを知る=現状把握することから始まります。足りていない部分があったら、GATENJUKUの『 建設業財務諸表で顧客の心をつかむ77の極意マスター講座 』がお役に立てるかもしれません。