今年も建設業許可業者数調査結果が発表されました!

おはようございます。GATENJUKU代表のこばやしです。毎年楽しみにしている、国土交通省の「建設業許可業者数調査結果」が発表されたので、ご紹介させていただきます!

毎年、調査結果は確認しておきましょう!

毎年楽しみにしている、国土交通省の「建設業許可業者数調査結果」。先日、平成31年3月末時点での建設業許可業者数についての調査結果が発表されました。昨年と一昨年も記事にしているので、お時間がある方はご覧いただければ幸いです。その年その年の傾向が見られておもしろいですし、お客様とのトークのネタにもなりますよ。

平成30年3月はこちら

平成29年3月はこちら

さて、それでは今年(平成31年3月末)の数字を確認してみましょう。

一番右端の「30年度」というのが平成30年度末=平成31年3月末時点での業者数です。前年よりも3,422者増加して、全国で468,311者となっていますちなみに、東京都の建設業許可業者は、知事と大臣合わせて、43,090者で、全体の9.2%を占めています。

今回の調査結果で注目したいのは、昨年までの減少傾向から転じて“業者数が増えた!”ということではなく、その3,422者という増加した数です。

調査結果は、5年ごとの数字に着目して見る!

許可の有効期間が5年なので、業者数の推移を見る上では5年ごとの数字に着目する必要があります。そこで、上のグラフで赤い枠で囲った部分を見てみると、平成15年6,647者↘︎平成20年度1,646者↘︎平成25年度739者と、許可業者の増加数はずっと減少傾向にありました。なので、「もしかして平成30年度末は増加ではなく減少に転じてしまうのではないか」という懸念がありました。

しかし、フタを開けてみると、平成30年度は3,422者の大幅アップ!この要因としては、やはり解体工事業の許可でしょう。この5月末で、(と)で解体工事を請け負うことができるという経過措置が終わることが大きいようです。現に解体工事業の許可業者数は前年比47%増と、大幅増になっています。

それと、これは主観ですが、全体的に見て建設業許可業者数が下げ止まったのではないかと感じています。ピーク時に60万者を超えていた建設業許可業者数ですが、実に2割強減っています。もっと減っても良いというう意見もあるようですが、ある程度落ちついてきたのではないでしょうか。来年も調査結果を楽しみにしたいですね(^^)

より詳細な資料は、国土交通省のHPで

国土交通省のページでは、より詳細な「県ごとの業者数推移」とか「資本金階層別業者数」とか「業種のランキング」とか、詳細な調査結果が確認できるので、ぜひ見てみてください。ネタの宝石箱です(笑)

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