独立されるのが怖くて採用ができない?

おはようございます。GATENJUKU代表のこばやしです。今年も、夏の賞与を出すことができました。スタッフとも面談できたし、また半年、一丸となって進んでまいります。

独立するより、ここにいたいと思える事務所にしよう

行政書士に限らず、士業事務所では、「教えてもらうだけ教えてもらって、しまいには担当していたお客さんを持って独立されるのが怖くて(嫌で)、資格者を雇うのに抵抗がある」という話をよく耳にします。確かに、仕事の仕方やノウハウ等を時間をかけて教えたのに、数年経って覚えること覚えたからって独立されちゃうと、「時間返せ!」と思うかもしれません。さらにはお客さんまで持って行かれてしまうと、事務所の経営的にも痛手ですよね。しかし、「辞めたら損、辞めたくなくなる事務所にすればよい」というのが、私の個人的な意見です。

例えば、収入面。独立したら1,000万円稼ぐ可能性は誰にだってあるわけですがから、まだ実現はできていませんが、それに見合う給与を出せば良いと思っています。例えば、仕事面。チャレンジしてみたいとか、自分も前面に出てお客さんと話がしたいというのであれば、どうしたらそうなれるのかをきちんと明示してそういう環境を整えれば良いと思っています。それ以外にも、福利厚生であったり、今なにかと話題の働き方であったり、目に見えない部分では事務所の雰囲気なども含め、「独立して開業するよりも、ここにいた方が良い」と思ってもらえる事務所にしたいと考えています。

その分、スタッフに求めるものも多いかもしれません。しかし、今のスタッフは1人1人が成長したいと本気で思っているし、スタッフ全員で事務所の価値観も共有できているので、全員で同じ方向を向くことができています。これから人を採用するときも「同じ価値観を共有できるのか」は、重要な要素になるでしょう。

誰でも楽しく仕事をしたいでしょうし、いくら楽しくても安月給では困りますよね。これを両立するのは容易ではありませんが、従業員満足度を上げることが、最終的には顧客満足にも繋がることと信じて、これからも取り組んでいきます。

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