遠方の申請案件を扱うとき(出張)の心得

おはようございます。スタッフTです。シリーズ化しております(?)、建設業許可全国行脚の旅、番外編を一つお届けします。今回は、高知編です♪

まず、出張を楽しむ!これ大事ですw

いきなり怒られそうですが、私ことスタッフTは出不精かつ、業務的にそんなに出張が多い訳でもないので、出張に行くとなったらまず、その土地を楽しむことを考えます(笑)

私の唯一の趣味は自転車に乗ることなので、なるべく出張の仕事は月曜日又金曜日にして、土日を絡める算段をします。知らない土地で自転車に乗りたい!のです。事前に地図を見て、少しだけプリントアウトした地図を持ち、後は国道の標識を頼りに全く知らない道を行くのって、本当にウキウキします♪あーこれぞ、出張の醍醐味w

(高知市から75㎞、えっちら行った四万十川沿い)

申請は、念には念を入れる

最初に遊びのことを書いてしまいましたが、当たり前ですが仕事はキチンとこなします。地方出張の仕事は基本的に出直し・再来はございません。一発勝負です!しかし、申請にはローカルルールの壁が立ちはだかるものです…。

※ローカルルール:その許可行政庁が裁量の範囲で定めている独自の許可基準

なので、事前準備はより一層念には念を入れます。可能なら、事前に一度申請先行政庁の担当者に会って気になる申請上の注意点・確認資料の取り扱い等を軽く確認して、顔見知りになっておく。これ、意外と重要です。それができてもできなくても、しつこい位に電話やメールをして、微に入り細に入りイチイチ疑問点は確認します。確認相手の名前をイチイチ確認・メモを取るのはここでも必須です。当事務所が良く手掛ける、東京・神奈川・埼玉・千葉のルールが、全国のスタンダードということではないのです。行政庁によっては、申請書類一式を送って、事前にみてもらうのも全然”あり”です!

そして、今回ちょっと身に染みたのは「ちょっと複雑な・イレギュラーな案件は地方だと絶対数が少ないため、よくよく内容を説明して、何度もしつこく要件・添付書類等は確認するべし!」ということ。

例えば「登記簿上の本店と主たる営業所が異なる場合」なども含まれるかと思います。営業所の確認資料(建物謄本?賃貸借契約書?写真?地図?)って、本当に行政によってルールが千差万別ですよね。自分の都道府県で慣れて来た頃は特に要注意です。

時間には余裕を持って行動しませふ

遊びも兼ねて出張しちゃってますが、基本的に僕はビビりの小心者なので、地方の申請は必要以上に緊張します。その状況だと遅刻や、時間切れなどあるのはもっての外です。

先日行った高知では「県税事務所経由県庁行き」だったので、県税事務所と県庁は目と鼻の先でしたが、5分前行動ならぬ30分前行動。県税事務所の開庁が8:30だったのですが、8:00からドアの前の長椅子に座って「早めにあけてくれー!!」オーラを出しまくってました。開いたのは8:30きっかりでしたけどね(-。-;

※建設業許可業務ではないですが、産廃業で福島県と栃木県の申請をハシゴしたときは、8時前に福島県庁の最寄り駅に到着し、スタンばってました!

とにかく勉強になる。この経験が血となり骨となり。

「お前、出張って言っても遊んでね?」と言われそうですが、ちゃんと仕事してます(当社比)。冗談はさておき、やはり行政ごとのローカルルールに触れるのは勉強になります。そう、とにかく勉強になるのです。

青森、栃木、今やっている中国地方のとある県も、それぞれ本当に特色がありますし、産廃業でも栃木や福島などは東京近郊に比べると断然細かい申請を求められます。一事が万事、全て勉強です。このように成長する機会を与えていただいたお客様には本当に感謝しかありません。

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