安易に横文字やカタカナ言葉を遣うのはやめませんか?

おはようございます。GATENJUKU代表のこばやしです。今日は1日都庁で建設業許可の相談員を務めます。よく、「相談員って日当もらえるんですか?」と質問されますが、日当は安いですw正直、自分で1日仕事をしていた方が実入りは大きいです。しかし、それ以上に得られるものは大きいです。例えば、業者さんはこんなことを不安に思っているのだなとか、手引きをそうやって読み違えてしまうんだなとか。ブログのネタの宝庫です。

言葉の定義を、お客さんときちんとすり合わせているのかな?

そんな相談員をしていて思うのが”言葉の定義”についてです。言葉の定義、意識していますか?お客様と定義を共有していますか??例えば、以前こちらでも書いた「施工」と「請負」が別モノというお話もその1つです。また、普段の仕事上でよくあるのは「いついつまでに」というのが、その当日中なら良いのか、その前日までに必ず欲しいのか、こういうすれ違いって結構あると思います。これが横文字やカタカナ言葉になると、その言葉の意味・定義について、ズレが出やすくなると思います。

池上さんが選挙特番で「悪いクセ出ちゃってましたね〜」と漏らしていましたが、先の都議会議員選挙で圧勝した小池百合子さんも、演説等で「ワイズスペンディング」とか「レガシー」とか連発していました。あれはおそらく戦略的にやっているんだろうと思いますが、”都民ファースト”であるのか、疑問を感じます。年配の方には響きにくい言葉なのではないかなぁというのが正直な感想です。

それはさておき、大事なことは「お客さんとの意識の共有」です。言い換えれば、徹底したお客様目線。お客さんがこの言葉の意味を取り違えたら大変だな、お客さんのことを考えたら別な言葉で言い換えた方がわかりやすいな。そういった相手への些細な思いやりが、お客さんの不安解消に繋がってきます。僕も肝に銘じながら、お客さん一人一人と向き合っていきたいと思います。

ページトップへ戻る