こんばんは。GATENJUKU代表のこばやしです。先日お客様と打ち合わせをしたところ、知事許可と大臣許可のメリット・デメリットをまとめてもらえますか?と言われました。これって、このままブログのネタにもなるなぁと思ったので、ここに書くことでまとめたいと思います。
東京都知事許可と大臣許可の比較表
前提として、
- 東京の本社以外にも支店や営業所がある。
- 建設業はメイン業務ではないので、専任技術者の確保・育成が悩ましいところ
といったお客様です。知事許可については各県で取り扱いが異なるため、一概にどちらが良いとは言えませんが、ここでは東京都を一例として書かせていただいております。(青字の方がメリットが有るという判断です。)
東京都知事許可 | 国土交通大臣許可 | |
申請から許可が出るまでの日数 | 約30日 | 約100日 |
経営経験・実務経験の証明の難易度 | なかなか厳しい | 意外と緩やか |
専任技術者が必要な数 | 1人で良い | 営業所ごとなので最低でも2人 |
許可取得後の見積り・契約 (これ見落としている人多いです。) |
本社でのみ可能 | 支店でも可能になる |
立入調査に当たる可能性 | ほとんどない | そのうち来ると思った方が良い |
消費者からの一般的な印象 | 東京の業者さん? | 全国展開している業者さん? |
申請にかかる手数料 | 9万円 | 15万円 |
結局のところ、どっちもどっち。一長一短ですw
見栄で大臣許可を取得しても良いことはないですが、書類の状況等を考えると、大臣許可の方が申請しやすそうな気がするんだよなぁw