おはようございます。GATENJUKU代表のこばやしです。今週は建設業者に義務付けられている「主任技術者」についてのニュースが、しかも前向きなニュースが、続いていますね!まずはこちらです。
「電気通信施工管理技士」の技術検定が創設される!
以前当ブログで触れたことがあったかと思いますが、電気通信工事業の主任技術者になることができる人は技術士の資格を持つ方か、実務経験を持つ方のどちらかしかありませんでした。さらに監理技術者となると、技術士は超難関資格のようで持っている人がそもそも少なく、実に97.2%が指導監督的実務経験によるものだとのことです。
そこで、将来的に電気通信工事の技術者不足が懸念されることから、国は、新たな技術検定種目として「電気通信」を新設することを決定したそうです。これ、電気通信工事業を主戦場にしている建設業者さんにとっては、めちゃめちゃ朗報ですよ!
一般に、中小の建設業者では大手の下に入ったり、建築業者さんから請け負ったりと、設備系の工事は下請工事の比率が高くなりがちです。そんな中、特定許可を取得している電気通信工事業者にとって、監理技術者(=特定許可の専任技術者になることができる人)の育成と確保は、指導監督的実務経験を得ようにも元請工事がない!監理技術者を持っている人を採用するにはコストがかかる!など、長年頭を悩ませている問題でした。それが、技術検定の創設によって、一気に解消するわけです!これは早速業者さんにお伝えしなければっ!
試験が始まる年度についての明記はなかったものの、2018年度は試験科目や試験問題作成を考えると難しいかな?試験開始が待ち遠しいですね(^-^)