おはようございます。GATENJUKU代表のこばやしです。今日も、昨日に引き続き、「建設業許可業者数調査結果」から読み取れる建設業許可ネタをお届けします。
行政書士は知っている。全29業種取得がいかに大変なことか。
建設業許可は29業種に分かれていますが、全業種を取得する申請、行政書士なら1度は夢見るハズですwでも、待てよ?そもそも29業種全てを取得している業者さんってあるのかしら?気になって調べてみました。今日も出典は、国土交通省の調査結果(リンクはコチラ)です。
さて、リンク先の「調査結果」というPDF(概要ではない方)を見ていくと、最後の方に『表−6 業種別資本金階層別〔大臣・知事許可〕業者数』というページがあります。
資本金階層別と書いてあるので読み飛ばしてしまいそうですが、これをスクロールしていくと、「取得業種数別業者数」というのが出てきます。
おぉ!28業種取得している業者さんが1者ありますね!これはすごいっ!!平成28年5月末までは全部で28業種でしたし、解体工事業は経過措置期間中であることを考慮すれば、これはこれで全業種取得と言ってもよいかもしれません。では29業種はどうなんでしょう?ドキドキ
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おぉぉっ!ありました!ありましたぞっ!!しかも2者も!!こうなるとその2者が気になってきますよね?そこで、CIIC(一般財団法人建設業情報管理センター)さんの経審結果でスーパーゼネコン5者を調べてみたところ、5者とも一部の業種が抜けている。あれ?なんでだろう?スーパーゼネコンではないのかなぁ?
次に、国土交通省の建設業者検索サイトで調べて見たところ、ありましたありました!どうやら2者とも平成29年度中に業種追加をされていたようです。ちなみに、その追加業種が「解体工事業」であり、納得。
調査結果:建設業許可の全29業種を取得されているのは、清水建設さんと鹿島建設さんでした!