比べられるものを自分で選ぶことで成功した、という良い事例

おはようございます。GATENJUKU代表のこばやしです。朝はどちらかというとパン党です。

高級食パンブームを加熱させた、口コミを超えるもの

ご存知の方も多いかもしれませんが、巷では「高級食パン」が熱いです。乃が美さんとか、銀座に志かわさん、考えた人すごいわさんなどが火付け役なのでしょうか、1斤500円くらいしますが、あちこちの店舗で行列していたり、売り切れ続出していたりと、連日大盛況です。

無類のパン好きこばやしとしては気になっていましたが、なかなか手が出ずにいました。しかし、昨年後半についに乃が美さんを手にしてみたのです。そのまま食べても柔らかさと甘味をしっかりと感じることができますし、トーストしても香ばしい香りとサクッとした食感がたまりません。

…って、食レポかっ!w

で、ここからが肝心なのですが、「これ、美味しいから、実家にも持ってってあげよう」とか「事務所のスタッフにも教えてあげよう」とか、人にあげたくなるんですよね。いわゆる口コミです。いや、口コミを超えて、持ちコミです!

1斤500円の食パンっていうと、普段使いにはやはり少し値が張りますよね。でも、人にプレゼントするものとしてはどうでしょうか?2斤でも1,000円ですから、それほど高くない。この点、和菓子や洋菓子の詰め合わせだと3,000円くらいしますし、あまり高いものをあげると、もらった方は逆に気を遣ってしまったりします。

ちょっと普段使いには高いけど、お土産として渡すには気を遣わせなくてちょうど良い」というポジションに見事に入り込んだのが、この高級食パンなのだと思います。

これがあくまでも食パンとだけ比べられていたら、これほどのブームにはなっていなかったでしょう。比べられるものを、食パンではなく和菓子や洋菓子にしたことが、高級食パンというジャンルが成功した要因です。

これはどんなビジネスにおいても重要で、我々も例外ではありません。行政書士として他の行政書士と比べられるのではなく、あなたは他の何と比べられたいですか?それを選ぶのはあなた自身です。

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