テクニックだけが先行していませんか?

おはようございます。GATENJUKU代表のこばやしです。今日は午後から年に1度の大事な会議があるので、色々な方とお話しできるのが楽しみです。

テクニック(やり方)の前に大事な“あり方”

自社開催の「建設業財務諸表77の極意マスター講座」や研修会でお話をしていると、「様々なテクニックが参考になりました。」と、アンケートにご回答いただいたり、懇親会で感想を直接伺ったりということがあります。得るものがあったことは講師としては嬉しいのですが、もったいないという気持ちが半分あるというのが正直な気持ちです。

確かにセミナーや研修会では、「どうすれば点数が上がるのか」「どうやったらリスク回避に繋がるのか」といったテクニックというか“やり方”のお話もたくさんします。もちろんやり方も大事なのですが、その前に大事なのが、自分の“あり方”です。

“あり方”は、セルフイメージとも言われます。自分は何者なのか?自分はお客様にとってどういう存在でありたいのか?自分が関わることでお客様にどうなってもらいたいのか?そして、なんのためにそういうテクニックを身に着ける必要があるのか?

テクニックが無いよりはあった方が良いのはもちろんですが、テクニックをなんのために使うのか、どう活かすのかが重要です。テクニックをテクニックとしてだけで売ると、それは単なるひけらかしになってしまい、お客様には響きません。

例えば、僕であれば、『お客様に「安心」と「安全」を提供することで120%現場に集中できる環境づくり』をお手伝いしています。そのために必要な知識やノウハウやテクニックを、教わったり調べたり失敗したりしながら蓄積してきました。もちろん全然満足はしてないし、これからも続けていきます。

セミナーではテクニックの部分が印象的ということで前向きに捉えたいと思いますが、今後は話し方を工夫して、“やり方”の前に大事な“あり方”についてもフォーカスしていきます。自戒の念も込めて。

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