書士会の仕事を通して建設業界に貢献する

こんばんは。GATENJUKU代表のこばやしです。今日は書士会の会議があり、また2年間、建設宅建環境部の部員をお任せいただきました。建設業法の改正が成立し、施行されるこのときに、業務の最前線にいられるのは光栄なことです。

書士会や支部の仕事をやる意味ってあるんですか?

書士会の役員をしている話をすると、「書士会の仕事をやる意味ってあるんですか?」と、よく聞かれます。確かに、ほぼボランティアだし、ただでさえ時間がないのにさらに時間がなくなるし、お金を稼ぐことだけを考えたらやらない方がよいでしょう。では、なぜやるのか?

1つはもちろん自分のためです。これは、隠しても仕方がないので言いますが、建設業許可業務に携わっていて、その最前線にいられるというのは光栄なことですし、自分の業務にとってもプラスになります。やりたいと思ってもみんながやれる仕事じゃないですし、声がかかるうちが華だと思うので、自分のためにもできる限り携わっていきたいというのが正直な気持ちです。

そして、もう1つは、業者さんのためになると信じているからです。行政書士として多くの建設業者さんの申請や届出を扱っていますが、当ブログでもたまに書くように、行政の取り扱いがおかしいと思うところは多々あります。私自身も頭にくることも多いのですが、1プレイヤーとして「こんな理不尽なことを言われた」「あのルールはおかしい」と言うのは簡単です。しかし、これは物事を申請者側から見た視点でしかありません。

1プレイヤーとしてではなく、組織の一員として公の場で意見交換を繰り返すことで、許可権者側から見た視点とか行政側の理屈とかを理解し、その上で業者さんの声を行政に伝えていくことが、私の役割だと思っています。「お話はわかるけど、それならこれは不要なんじゃないか?」「こういう考え方もできるんじゃないか」と、1プレイヤーとしてではなく組織として公の場で建設的な議論をし、業者さんの生の声を直接行政に伝えていくことで、行政書士だけではなく、最終的には建設業者さん、建設業界の明るい未来に繋がると信じています。

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