経審の点数を上げたい!なら、まずはコレ

おはようございます。GATENJUKU代表のこばやしです。今朝も明治神宮ウォークをしてきました。30分ほどですが、良い習慣になりそうです。

中小建設業者の経審点数UPはここから始める

初めてご縁をいただいたお客様と話していると、「経審の点数をもっと上げたい」というご要望をよく伺います。会社の規模にもよりますが、中小建設業者においては、経審の点数を上げるためにまず取り組むべきポイントが存在します。

はじめに、経審の点数(総合評定値)の計算式をおさらいしてきましょう。

総合評定値 P = 0.25 X1 + 0.15 X2 + 0.2 Y + 0.25 Z + 0.15 W

X1:完成工事高
X2:自己資本額及び平均利益額
Y:経営状況分析(財務分析)
Z:技術職員数及び元請完成工事高
W:社会性等

このように、経審の点数は5つの評価項目から成り立っています。この中で、中小建設業者がまず取り組むべき項目はどれでしょうか?

答えは、Y(経営状況分析)とW(社会性等)の2つです。その理由は次のとおりです。

X1、X2、Zは量的な評価項目であり、数字が大きければ大きいほど、人が多ければ多いほど、点数が高くなる項目です。しかし、YとWは質的な評価項目であり、規模の大きさに関係なく点数を稼げる項目です。

言い方を変えれば、前者は大企業ほど有利に働く項目なのに対して、後者は中小建設業者でも取り組める、あるいは改善の余地がある項目と言うことができます。

したがって、中小建設業者は、財務状況と労働福祉の改善に取り組み、中長期的に売上UP、技術者育成に取り組んでいくと良いでしょう。

Yについては、セミナーでもお話をしています

Yの具体的な対策については、「建設業財務諸表77の極意マスター講座」でもお話をしています。先日、税理士さんからも「とても参考になった」と言っていただけました。

  • 建設業財務諸表をきちんと学びたい行政書士さん
  • お客様のために経審のポイントを知っておきたい税理士さん
  • 経審を受けている建設業者さん

の参考になれば幸いです。

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