お客様との“関係性”はできていますか?

こんにちは。GATENJUKU代表のこばやしです。今日の午後は、行政書士会渋谷支部の役員として、渋谷区創業セミナーで30分ほどお話をさせていただきました。全5回のこのセミナーを受け切ると、法人設立時に登録免許税がお安くなるので、渋谷区内で起業しようかなと考えている方にはおススメです!

言いにくいことを言うときほど、“関係性”が試される

先日、お客様に値上げをお願いする機会がありました。見積り金額を見て、「わかりました。」と仰る方と、「なんで?もう少し安くならないの?」と仰る方と、対照的な反応が印象的でした。うちの報酬が高いとか安いとかいう議論はさておき、前者と後者の違いはなんだろう、ずっと考えていました。そこで思い至ったのが、“関係性”です。

前者のお客様とは、僕が個人事業の頃からご縁をいただいており、もう何年にもわたりお仕事をお任せいただいています。お客様のところへ伺えば、様々な情報提供を惜しみませんし、お客様も信用してくれてここに書ける話も書けない話も色々な話をしてくださいます。

後者のお客様とは、昨年の合併によりご縁をいただたきました。合併前のもう1つの事務所とのご縁は長かったものの、合併後の新体制となってからはまだ1年です。その間、書類や電話等のやり取りは何度もあったものの、より突っ込んだ話はしていませんでした。

両方とも仕事上のお付き合いであるものの、前者はお客様と腹を割って話すことができているのに対し、後者はそれができていません。当方としても、前者に対しては貢献したい気持ちが前面に出ていましたが、後者に対してはどこかに遠慮がありました。合併前の事務所への遠慮、もう1人のボスへの遠慮、やり方が変わることでお客様への遠慮。それらが、知らず知らずのうちにお互いの間に“”を作ってしまっていたのではないかと感じています。

値上げの話やお詫びのように、言いにくいことを言うときほど、“関係性”が試されます。そのために関係性を築くわけではありませんが、小さいことの積み重ねなんだなぁと改めて実感しました。合併から丸1年が経過し、これから真価が試されることと思います。既にご縁をいただいているお客様、これからご縁をいただくお客様ともに、また1から関係性を構築していきたいと思います。

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